さとうきび畑の思い出
中学時代に、那覇の端くれ及び首里の端くれの悪友仲間で西原町で他人の畑で、堂々と芋を掘ってコーラを沢山買って来ていた。
15名位で焼き芋パーテイをした。
すると農家のオジサン登場!
「ヤナワラバーターヤ、マーカラチャガ!」(ワルガキ共何処から来たか!)
みんな逃げた。
バラバラに逃げました。
仲間一人が捕まって、全員呼び戻さないと学校の先生に言い付けてやるぞと言われた。
当時、大人のジンブン(知恵)に負けました。
全員来る日曜日にウージカタミー(キビ担ぎ)をさせられました。
農家のオジサンの喜んでいる顔が今でもハッキリ覚えています。
でも農家のオジサンには悪友達全員が感謝した。
学校に通報されずに済んだからです。
私は植木屋の息子だったので、肩は大丈夫でした。
殆どの仲間達は肩がオールー(青あざ)していました。
素人中学生でも15名の力仕事は戦力になったようです。
オジサンは本当に大喜びでした。
当時の私達悪ガキは、ほっと一安心しました。